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「英語でなんて言うの?」子どもに英単語、どう教えていますか?
こんにちは。
秋ですね。今回は「読書の秋」にぴったりな、おすすめの本をご紹介したいと思います。
お子さんに「●●って、英語でなんて言うの?」と聞かれたら、普段どう答えられていますか?
「Appleは“りんご”だよ」
「Birdは“とり”だよ」
その場ですぐに、日本語で教えてあげることもあれば、スマホや辞書で調べてあげることもあるかも知れませんね。
もちろん、どんな方法でもOKです。
でも今回は、お子さんの「●●って、英語でなんて言うの」という疑問にスマートに答えつつ、お子さんが英語にもっと興味を持ってくれるおすすめの方法についてお伝えしたいと思います。
子どもの英語教育におすすめ!ピクチャーディクショナリー
お子さんに英単語を教える際に、ぜひおすすめしたいのがピクチャーディクショナリーです。
ご存知の方や、すでにお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんね。
ピクチャーディクショナリーとは、簡単に言えば子ども向けの英語辞書です。
ただ、多くの方がイメージする、いわゆる文字を中心に言葉を引く辞書とは異なり、その名の通りピクチャー(イラストや写真)中心の絵本のような辞書です。
通常の辞書(英和辞書)やスマホの翻訳アプリも便利なのですが、ピクチャーディクショナリーで英単語を調べたり、覚えたりすると、学習する上でメリットがあります。
特に幼稚園や小学生くらいのお子さんに特にオススメ!
その理由が、大きく2つあります。
子どもの英語教育にピクチャーディクショナリーがおすすめの理由
【おすすめ理由①】英語を“英語のまま”覚えられる
特に英語に触れ始めて間もない、幼稚園や小学生のお子さんにピクチャーディクショナリーがおすすめの理由として、
イメージと英単語をセットで覚えらえる
と言う点があります。
バイリンガルや、留学・仕事などで英語を使っているような『英語を話せる人たち』の多くが、
“英語を英語のまま理解する”
ことが大切だと言っています。
多くの日本人は、英語を話そうとするときに一度日本語をはさんでしまうクセをもっています。
例えば、犬の絵を見て「これは犬です」と英語で言う時に、
・犬の絵をみる
・これは犬だ!(と日本語で認識する)
・犬は英語で“Dog”だ(日本語から英語に翻訳する)
と言う過程を頭の中で経ているのではないでしょうか。
「ビジュアル→日本語→英語」というように、英単語に行き着くまでに“一度日本語で考えてから、英語に翻訳する”という作業をはさんでしまっています。
単語だけを言うならそれでも良いかもしれません。
しかし英会話でコミュニケーションをすると考えた場合、いちいち日本語で訳しながらではすらすらと会話をすることはできませんよね。
ピクチャーディクショナリーを使って英単語を覚えれば
「犬の絵→Dog」と、イメージからすぐ英語にたどり着けるため、スムーズに英単語が出てくるようになります。
「ビジュアル→日本語→英語」と言う日本語をはさむクセは、一度ついてしまうととっても抜けにくいものです。
大人になってから英語を本格的に身につけようと学ぶ人が、とても苦労する部分でもありますので、できれば子供のうちに「英語のまま理解する」トレーニングをさせてあげたいですね。
ピクチャーディクショナリーを使うと“ネイティブ言語の習得”と同じ過程で学べる
日本語でも英語でも、私たちが言葉を習得していく過程には「イメージとセットで言葉を覚える」という作業があります。
これは通常、日本語を母国語としている私たちが誰しも無意識に行っていることで、例えば、街で散歩をしている犬を見かけたときに「犬」という言葉がすっと出てきますよね。
逆に「犬」という言葉を口頭で聞いたときは誰しも頭の中でふわふわとした毛並みでわんわんと吠える動物をイメージするはずです。つまり本質的に「イメージ=言葉」の構図が出来上がっているのです。
ピクチャーディクショナリーは実際にネイティブの子どもたちも使っています。
身の回りにあるモノに対して英単語が載っているので、ビジュアルをもとに「イメージ=単語」という覚え方をしていきます。日本語を間に挟んだ「文字で覚える」英語ではなく、イラストで「記憶に残す」英語を習得することで、のちのち英語で会話する時にすらすらと単語が出てきやすいのですね!
【おすすめ理由②】身近なもので覚えるから「使える」
ピクチャーディクショナリーを使うもう一つのメリットは、普段の生活で登場するモノやシーンがベースになっているという点です。
例えば英語の試験やTOEICなどで高得点が出せる人でも、子どもでも知っているものほど(がびょうやフライ返し etc.)単語が出てこないというケースがあります。
こういった類の単語は学校の試験ではなかなか出てきませんよね。
しかし生活の中ではよく使っているもので、子どものうちから誰でも知っているものです。
ピクチャーディクショナリーではこのように、
-
- 日常生活で目にする野菜や果物
- 誰もがやっている行動(靴を脱ぐ、お風呂に入るetc)
- 親しみのある場所(公園、スーパーetc)など
普段の生活に沿ったものばかりが出てきます。
いくら試験で高得点をとっても、実際に社会でコミュニケーションに活かせなければ英語を習得した意味がありませんよね。
子どものうちから英語教育を取り入れたいと考えているのであれば、母国語である日本語を覚えるのと同様のフローで英単語に触れさせ、しっかりと「生きた英語」「使うための英語」の習得を目指してみてはいかがでしょうか。
イノセンスプラスでもピクチャーディクショナリー活用中!
当スクールの教材としてもピクチャーディクショナリーを活用しています。
年齢や好みに応じておすすめの教材も紹介していますのでぜひ気軽に相談してくださいね。
当スクールでも、お友達同士や親子で絵を指さしながらクイズを出し合ったりする場面をよく目にします。
「英語は楽しむもの」その気持ちを持って単語を覚えていけたらとても理想ですよね^^
仙台市上杉のイングリッシュアフタースクール|英語で学童保育
イノセンスプラスアカデミー