仙台長町の英会話 イノセンスプラス
ボキャブラリー(語彙)の増え方
前回の記事では、英語の分からない子どもたちに、どのように知らない単語の意味を理解してもらえばいいのかについて書きました。
こちらの記事の中で、
“carrots”がわからないときに、”long, orange….”と言い換える
というアドバイスをさせていただきました。
たとえ知らない単語でも、今まで学習して身についている単語を使って説明することが重要です。
long, orange…などの基本的な単語は日本語を使わずにどう覚えるの?
と思われる方もいるかもしれません。
こちらは、絵やフラッシュカードなどを見ながら、
見たものと単語の発音を結びつけて覚えていきます。
Innocence Plusでは未就学の子どもたちが参加するKids&Parentsクラス〜IP1でしっかりと基本的な単語を覚えていきます。
ご家庭で練習する場合は、例えば、動画のようにフラッシュカードを使って、音と絵(イメージ)が一致するまで練習を行います。
フラッシュカード同様に、絵を見ながら単語の発声を行う「絵本」も効果的です。
こういった理由から、スクールでも、絵本を毎週ご家庭で読んでいただくことを強くオススメしています。
語彙の増え方
子どもたちが使える単語(語彙)を増やしていくときは、以下のような順番になります。
1.物の絵や色など、目で見たものと、単語の音を結びつける『語彙1』
2.『語彙1』を使いながらより高度な『語彙2』を覚えていく
3.『語彙1』『語彙2』を使いながら、文章を読むことや、自分自身の体験を通して覚えていく『語彙3』
語彙はこのように増えていくと考えています。
英語をはじめて間もない頃は1番の比率が高いです。
とにかく、フラッシュカードやスクールのビンゴ、ゲームなどを使って、新しい単語を覚えていきます。
そして、徐々により高度で抽象度が高い、語彙2、語彙3が増えていきます。
「語彙3」について
『語彙3』は例えば
embarrassed (恥ずかしい思いをした、きまりが悪い思いをした)
などの単語です。
気持ちを表す単語や、抽象的な単語は、絵で見て覚えることは難しいです。
ここで、3つ目の段階、
『語彙1』『語彙2』を使いながら、文章を読むことや、自分自身の体験を通して覚えていく『語彙3』
このように覚えていきます。
自分が「恥ずかしい思いをした」時のことを思い浮かべながら単語覚えたり、文章を読んで”embarrassed”が出てきた前後の文を読み、状況を理解してそれと対応してembarassedという単語の意味を覚える必要があります。
「子どもたちが普段使っている覚え方」は上級者にも効果的
1.物の絵や色など、目で見たものと、単語の音を結びつける『語彙1』
子どもたちは最初の段階ではこのように単語を覚えていく
と説明してきましたが、
上級者になっても1番の覚え方は有効です。
お勧めは、
Google 画像検索」の活用
です。
例えば、concessionsは「売店」という意味で辞書に載っています。
concessions 売店
と聞いてもあまりピンときませんよね。shopでいいんじゃない?とも思うかもしれません。
では、画像検索で検索してみましょう。
下の方にどんどんスクロールしてみてください。
たくさんの画像を見ることで、
ただの売店ではなく、
- 映画館やコンサート会場、スタジアムなどで営業している売店
- 野外での営業や移動式の店もある
- ポップコーン、ホットドッグ、ドリンクを主に売っている
ということがすぐにわかります。
情報量が辞書の比ではないですね。
皆さんも是非活用してみてください。
もちろんスクールではコースが進むにつれ、1,2,3どれも経験できるように、レッスンを行っています。
「体験レッスンは今すぐ受けないけど、なんとなく気になる」
「子どもがまだ小さいから数年後の入会を考えている」
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