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子どもに英語を教える時に日本語で説明していい?

 

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日本語で説明しながら英語を教えたほうがいい?

自宅で英語を教えるときに、日本語は一切使わないで説明した方がいいですか?幼児なので、日本語を交えないと理解できないと思うのですが…

今日はKidsクラスのM.Yさんからのご質問です。

生徒様にはレッスンでは一切日本語を話さないようにスクールからお願いしております。

最初は子どもたちに理解してもらえず、苦労される方も多いので、たしかにご質問いただいたような疑問が出てくるかと思います。

 

Lauraからの回答

 

It’s best to avoid explaining or translating in Japanese when speaking English to small children.

You can say a sentence in English, and then say the same thing in Japanese.It’s not always a bad thing, but probably not necessary.Because they are under 5, they don’t need Japanese explanation.They are still young enough to learn a language naturally – the same way they learn Japanese.They do not need explanations the way that adults do.

When a parents speaks Japanese to their baby, there is nothing to translate.The baby has no choice but to understand. But after hearing words over and over, or using pictures ore actions, they quickly understand the meaning.

Sometimes children don’t understand the first time, but that’s OK! Don’t worry-

They will get it after a few more times.If you say “Put on your shoes.” they may not understand, but if you do the action and repeat it again several times during the week, they will understand.If you say “Get me the carrots.” you don’t need to say “にんじん” just say “long, orange….”etc.Then say “carrots” again and point to carrots.

A problem with translating words is they will become dependent or it.As long as they say “わかんな~い!!” they know you will say the Japanese, and they don’t need to learn the English.Luckily, at 4 or 5 kids are learning fairly easy words – nouns you can point to in a store or book, verbs you can do the action. It’s more fun with no Japanese.And if they don’t understand – it’s OK!!

Keep it up, and they will get it.

 

お子様に英語で話しかけるときには、日本語での説明や訳などを避けるのが一番です

英語で文を読んだ後、同じ内容を日本語訳で教える…

これは必ずしも悪いことではありません。

ただ、そうする必要はないと思います。

5,6歳以下のお子様は日本語での説明は必要ありません。

この年齢だと、日本語を覚えたときと同様に、英語を自然と身に付けることができます

大人が勉強するときのように、日本語訳は必要ないでしょう。

赤ちゃんに日本語で話しかける時は、そこに翻訳はありません。

赤ちゃんはそれを言葉のまま理解するしかないのです。

 

何度も同じ言葉を聞くことで自然と覚えていきます。

絵や写真を見せたり、動作などと一緒に教えることですぐに言葉の意味を覚えていきます

時には、教えた英単語の意味がわからないこともあるでしょう、それでも問題ないのです。

子ども達は、何回か繰り返し学ぶうちに理解していきます。

仮に、”Get me the carrots.”と言う場合、”carrots”がわからなくても”にんじん”と説明する必要はありません。

“long, orange….”など、その子が知っている別の単語で言い換えてあげましょう。

 

そして、にんじんを指差しながら”carrots”とまた教えてあげればいいのです。

 

日本語で教えることの問題点

 

日本語に言い換えて教えることの問題点は、

お母さんが教えてくれる日本語訳に頼ってしまうようになることです。

子ども達も”わかんな~い!!”と言えば、日本語で教えてもらえると理解してしまうと、もう英語を覚える必要がなくなってしまいます

英語の意味を頑張って覚えなくても、「わからない!」と言えば、すぐに日本語で意味を教えてもらえるのですから…。

お店にいるときや、本を読みながら何かを指差して名詞を覚えたり、何か動作をしながら動詞を覚えたり…日本語で意味を繰り返しながら英語を覚えるより楽しいですよ!

もしお子様がすぐに理解しなくても大丈夫です。

繰り返し続けていけばわかるようになります。

その時に覚えられなくても、不思議と数週間、数カ月後にすんなり頭に入ってくることもあります。

 

英語を英語で理解するメリット

 

成人の生徒さんでも、英語を学校で勉強した後、英会話を始めると、最初にぶつかる壁が、

英語をそのままの意味で理解できない

というところだと思います。

 

英語を日本語に訳して覚える勉強をずっとしてきたため、英会話でも

1.英語を聞く

2.日本語に訳す

3.返事を日本語で考える

4.英語に訳す

5.英語で返答する

このような5段階ものプロセスが必要になるため、聞いてから返事をするまでに時間がかかり、会話の流れが自然ではなくなります。

会話もうまく楽しめないかもしれません。

 

Lauraが回答したような学習を続けていくと、

1.英語を聞く

2.返事を英語で考える

3.英語で返答する

 

と、3段階しかなく、ネイティブと同じ思考法で会話ができます。

 

また、

“carrots”がわからないときに、”long, orange….”と言い換える

とありました。

 

知らない単語でも、今まで学習して身についている単語を使って説明することは重要です。

学習を進めていく上で、これからどんどん知らない単語が増えていきます。

今まで覚えた単語を使い、より難しい単語を理解していくことになります。

英英辞典をイメージしていただくといいかもしれません。

「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」レベルを目指す。アメリカ人女性がオーナーの英会話スクール。CLIL、Flipped Classroom(反転レッスン)を東北でいち早く導入

知らない単語を知っている英語を使って理解するのが英英辞書です

 

講師にも言い換えのスキルは必要

 

英会話の講師でも、教えるのがうまい人は「言い換えのスキル」が高く、色々な表現で言い換えができます。

 

大人の学習者に難しい単語を教える時にでも、

難しい単語を簡単な単語を使って説明してくれる

学習者の体験を例にとって『難しい単語』が使われる状況を想像してもらう

絵や写真、図を使う

このような説明をしてくれます。

知らない単語でも、私たちが既に知っている情報や、イメージしやすいものと関連付けて学ぶことができます。

 

日本語でも…

 

これは英語に限らず、日本語でも大切なスキルだと思います。

 

こんな会話聞いたことありますか?(私はたくさんあります…)

 

Aさん それって○○だよ

 

Bさん ○○ってなに?

 

Aさん だから○○だって!(怒)

Aさんはこの、「言い換え」を意識していない状態です。

 

異文化を理解する上でも大事

 

特に外国人と話すと、

君が話している○○ってなに?

となることが多いです。

 

ここで、相手の立場に立って、わかりやすい別の表現に言い換えてあげると、円滑なコミュニケーションにつながります。

 

大きさ、形、色、味、におい、温度、そのものがある場所、使う状況など、会話の状況や相手によって、わかりやすい特徴を選びます。

相手の出身地や家族構成、年齢、趣味などによって、説明の仕方を変えてあげたほうが伝わりやすいかもしれません。

 

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