リサーチスキルが必要な理由

こんにちは！今日は「リサーチスキルが必要な理由」について、お話しします。

Innocence Plusでは、レッスンのなかでリサーチを行うコースもあります。
特にIP3という英語でScienceを学べるでは、リサーチのホームワークもたくさん用意しています。

リサーチを行うのは簡単なことではなく、特に初めのうちは大変だと感じられるお子様も少なくありません。
「なぜリサーチという難しいことを、子どものうちからやる必要があるのか」と思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
この理由についてお話します！

海外でのリサーチスキル事情

私たちは「英語だけではなく、将来必要になるスキルも身につけてほしい」という想いでレッスンを行っています。
そのため、プレゼンテーションやディスカッションなど、日本の学校で学ぶことが難しい将来必要になるものもレッスンに取り入れています。

プレゼンテーションやディスカッションなど同じように、日本の学校ではリサーチの仕方を学ぶことはほとんどないのではないかと思います。
しかし、海外では小学生のうちから学校の授業を受けるなかでリサーチスキルが必要になります。

これは最近始まった取り組みではなく、30代40代の講師に話を聞くと小学生のころからリサーチの仕方を学校で学んでいたという答えが返ってきます。
詳しく話を聞いてみると、本などを使ったリサーチもオンラインなど使ったリサーチも両方学ぶとのことです。

海外の子どもたちは、アナログ・デジタルの両方でリサーチをする方法を幼いころから学校で習っています。
海外と比べると、もしかしたらリサーチに関する日本の教育は充分とはいえないのかもしれません。

リサーチスキルの重要性

では、なぜリサーチスキルが必要なのでしょうか。
将来、大学生になったときや仕事を始めたときには、自分の力でリサーチして適切な情報を見つけだす力が必要になります。

インターネットで検索すると、驚くほど多くの情報を得ることができます。
しかし、リサーチスキルがないとたくさんある情報にアクセスすること、自分が必要な情報を見つけ出すことは、とても難しくなってしまいます。

適切なキーワードで検索でき、情報の取捨選択ができるスキルが必要になります。

リサーチスキルの習得には、ある程度の時間がかかります。また、リサーチには、コツがいります。
そのため、子どものうちから学ぶことで無理なくリサーチスキルを身につけ、将来に役立ててほしいと考えています。

コロナ禍での海外のオンライン事情

リサーチスキルからは離れてしまいますが、海外での最近のオンライン事情についてもお話しします。

コロナ禍で北アメリカやヨーロッパなど海外の国では、多くの学校がオンライン授業を取り入れました。
このオンライン授業の実施により、私たちの生徒様と同年代の海外の子どもたちは、オンラインでの学習方法をすでに身につけています。

その結果、いまではオンライン学習は新しいグローバル・スタンダートになりました。

また、アメリカやヨーロッパなどでは共働きの家庭が増えており、子どもたちが自分自身でオンライン学習を行わなければならない家庭もあります。
そのため、海外では日本の幼稚園年長にあたる年齢の子どもたちまでもが、ZoomやGoogle Classroomの使い方を習得していることもあります。

コロナ禍でのオンライン授業の実施によって、海外の子どもたちのオンラインスキルは確実に上がったといえます。

「アナログ」と「デジタル」のリサーチ

Innocence Plusでは、レッスン以外の時間にも子どもたちが英語に触れることができるよう、毎週土曜日にNight Clubというイベントを行っています。
先週のイベントでは、『インターネットを使用した単語の意味の調べ方』を学習しました。

その際に保護者の方から興味深い質問をいただきました。
図書館を利用するなどのアナログのリサーチとオンラインなどデジタルのリサーチのどちらがよいかというものです。

どちらにもメリットとデメリットがあるため、両方のスキルを身につけるのが理想です。
子どもたちには調べる内容や目的によってデジタルとアナログの使い分けや、両方を並行して使うことによって、効率よく調べられるようになることを目指していただければと思います。

Innocence Plusでは、だいたい月に1回ほどテクノロジーについて学ぶことができるTech Nightというイベントを、Night Clubのなかで行っています。
これからますます必要になるテクノロジーを英語で楽しく学べるイベントです。

たとえばプログラミングのソフトを使ってオリジナルの迷路を作ったりなど、子どもたちの興味をひきだしながら学べるイベントです。
ご興味がありましたら、ぜひご参加ください！