イノセンスプラスで予習を重視する理由
イノセンスプラスでは動画を使ったレッスンの予習を毎週お願いしています。
次の週の1週間で5分前後の動画を数回見ていただくのが理想です。
イノセンスプラスではFlipped Classroom(反転レッスン)として、数百の動画を作成し、効果的な学習方法の一つとして導入しています。
なぜイノセンスプラスでは動画を使った予習復習を重視しているのか、お話したいと思います。
レディネスの重要性、レディネスとは何か?
文部科学省の外国語活動・外国語研修ガイドブックでは以下のような記述があります。
外国語学習の特徴を踏まえると、児童に聞かせた語句や表現をすぐに使わせようとするのは不適切である。十分に音声で語句や表現に触れる機会をつくり、話すことのレディネスを整えるようにすることが重要である。「聞くこと」から「話すこと」へという流れは、外国語学習では、「インプット(入力)を十分に行ってからアウトプット(出力)させるようにする」、「インプットが重要である」、「アウトプットを急がさない」という表現がされることもある。
小学校外国語活動・外国語 研修ガイドブック
イノセンスプラス設立当時、多くの英会話スクールでは、
レッスン内で『リーピートアフタミー』と講師が新しい単語や文を音読し、子どもに繰り返させる。レッスン内で新しい表現を覚えさせて、宿題で定着させる。
というやり方が主流でした。(おそらく今も多くのスクールが同様の指導方法になっています。)
皆様もご存知の通り、イノセンスプラスではかなり早いペースで学習が進んでいきます。
通常の学習方法では、週一の通学で早いペースで学習を進め、十分な英語力は身につかない。
何年スクールに通っても良い結果を残せない。
という不安を持っていました。
そこで導入したのがFlipped Classroom(反転レッスン)です。
事前の動画学習により「レディネス」がある状態で、スクールでのレッスンに準備ができた状態で取り組めることを目指しました。
予習の効果 レッスン内での様子
一部の人々は、子どもたちが何も知らずに授業に参加する方が、新しい情報や、新たな学びに対して「知らなかった!」「そうなんだ😮」と興味を掻き立て、意欲的になると考えています。
事前の知識があると、子どもたちが「もう知ってるよ、それ。」と、満足してしまい、授業に集中しなくなると心配する人もいます。
ただ、実際には、準備がない状態でレッスンに参加すると、子どもたちは、「これ何?」「全く分からない。難しい。」と混乱し、学習に対して消極的になることがしばしばあります。
反対に、子どもたちがある程度知っている内容や経験済みのことを学ぶ場合、彼らは「あ、これ前にやったよ」「へえ、みんな知らないの?私は知ってる!」と得意げに感じ、自信を持ち、レッスンに対して積極的になる生徒さんが多いです。
教育心理学が指摘するように、レディネスがない状況では学習が難しくなりますが、レディネスがある場合、学習はよりスムーズに進むのです。
レディネスのデメリット
学習時間を確保する必要があることです。
実際、「予習をする時間を確保できない」という相談を過去に何度かいただいています。
いろいろなスクールが世の中にあります。
イノセンスプラスはとにかく「数年通った後に結果として英語力が身についている」ことにこだわっています。
「予習が必要、家での学習時間が必要」というのはご家庭での負担につながることに間違いはないと思います。
「予習復習もなく、準備は楽で、数年通っても英語力が身に付かない」というスクールもあるなかで、これが私たちが目指したスクールです。
「予習が大変だ」という声をいただいてから、予習内容の動画化を進め、現在は基本的に週に数回5分前後の動画を見ることで予習が済む形にしています。
まとめ
イノセンスプラスが目指す学習ペース、学習内容には予習復習が不可欠です。
ぜひ今後ともご家庭での学習のご協力をお願いいたします。
入会をご検討中の皆様には、上記をご理解の上体験レッスンにお申し込みいただけますと幸いです。
「体験レッスンは今すぐ受けないけど、なんとなく気になる」
「子どもがまだ小さいから数年後の入会を考えている」
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