Innocence Plusがスクールでイベントをやる理由：楽しいだけじゃない？語学学習に重要です

こんにちは！Innocence Plusの野村です。今日は「なぜスクールイベントを行うのか？」ということについて、お話しします。

スクールイベントの目的

毎週土曜日の夕方に長町校で行われる「Night Club」を始めとして、Innocence Plusでは

• クラフト
• 科学実験
• 料理
• 講師とゲームイベント
• バーベキュー
• サマースクール
• スプリングスクール
• ハロウィン
• クリスマス
• イースター

など、様々なイベントを行っています。

残念ながら、コロナ禍の自粛期間中はイベントの回数を減らすという決断をする必要がありました。
イベントの規模も参加定員を少なくするなど、例年よりも小さくしていました。

それでもほぼ毎週、レッスン以外に子どもたちが参加できるイベントを行っています。
レッスン以外の時間をわざわざ使って「なぜこういったイベントを多く行うのか？」 と思われる保護者様もいらっしゃるかもしれません。
この理由についてお話します！

イベントでもっと英語が身に付きやすくなる？？

「将来必ず必要になる英語、もっとやる気を出してもらいたい…」

こう思っている親御様は多くいらっしゃるようです。

外国語学習に関しては多くの研究が行われていますが、非常に重要なのが学習に対する「動機付け」です。

日本人の英語学習は、学校の授業から始まることがほとんどです。
そのため「成績対策」「試験のための学習」が主な動機付けとなります。

ここで、アジア圏を始め、母国語と英語の習得に成功している国を見ると、日本とは少し違うことに気が付きます。学校の試験を前提に「学習しなくてはいけない」と思う前に、アニメや映画、漫画などのコンテンツに英語で触れ「もっと英語を理解したい」という「文化的な動機付け」が中心になっているようです。

カナダにある州立大学、「西オンタリオ大学」のロバート・ガードナーの研究では、
「外国語学習はただ単に学校の科目ではなく、高度に社会的なものであること」を示しました。
どういうことか？
これを英語学習で例えると、
「英語の学習者は、英語を話す人々に対して、共感し評価をしていると、その文化を知ろうとし、それが長期的な学習意欲、成果に結びつく」 ということです。
具体例を出すと、

• 英語を話している人はかっこいい！
• 英語で書かれた本が面白い。もっと読めるようになりたい！
• 洋画の登場人物が好きで、何を言っているのかもっと知りたい！

こんな風に考えられる生徒は、英語を自分から学びたくなります。自分から学びたくなれば学習も自然に長続きして成功しやすくなる、ということですね。

これは、複数の研究で支持されていますが、研究者ではない私たちからしても納得のいく結果だと思います。

嫌いな人が話す言語や、興味のない国や文化で使われている言語を学習しようと思う人はもちろんいませんね！

ただ、日本には残念ながら、「英語が嫌い」という子ども達（大人も）が多くいます。
もしかしたら、成績や試験対策から英語に触れ始めることが影響しているのかもしれません。 そこでお勧めするのが、スクールのイベントに積極的に参加していただくこと、です。

学習への動機づけとしてイベントに参加しよう

クラフトや科学実験、アートなど英語を通じて講師と進めるイベントもあれば、
講師と一緒に「ただテレビゲームをやる」というシンプルなものもあります（ゲーム中の会話は、なぜか英語でも弾むんですよね！）。参加する生徒さんはいつも、和気あいあいと楽しんでくれています。

テスト対策や成績対策だけではなく、こういった文化的な動機をもっと持ってもらうため、イベントを実施しています。

子どもにもっと英語を好きになってもらうために

日本の英語学習者ができること

• 英語を話す人達と仲良くなる
• 英語圏の文化を知る機会を持つ
  →英語圏への旅行、海外のイベントへの参加
• 英語圏で書かれた本
• 映画、ドラマ、アニメなどに触れる

特にご家庭では、
子どもが興味のある分野の動画を英語で見せてあげる、
英語の絵本や洋書、ゲームなどをきっかけにすることをお勧めします。
同時にスクールでの学習を進めることで、好きなことをもっと英語で知ることができ、それが学習意欲にもつながります。

今はサマースクールの準備中です。土曜日のNight Clubにもぜひご参加くださいね！