当スクールではKPクラス(小学校に上る前の、当スクールで1年ほど学習経験がある生徒さん)の生徒さんから順次
フォニックスの学習を始めています。
それまでは、絵を見て、単語を音で覚えていく学習が中心ですが、
フォニックスを学習し始めてからは、単語の綴りを見て読む学習に進んでいきます。
そもそも、フォニックスって何?
フォニックスとは、各アルファベットが作り出す音を認識すること です。
フォニックスの音を知っていると、知らない単語でも
見ただけで読むことができ、また、音を頼りに書き取る事もできるようになります。
フォニックス学習前と後の違い
当スクールで学んできた、
幼稚園から1年生前後の生徒さんに、
”game”の発音を聞いて、書き取りをさせると、
ちゃんと“game”とスペリングします。
ローマ字学習後に英語を習い始めた生徒さんだと、
最初はまず間違いなく“geimu”と書いてしまいます。
そして、これを矯正するのはとても労力がかかります。
小学生のクラスでは、音を聞き取ってそれを綴る(スペリング)練習を行います。
例えば、こちらの5つの単語(late / name / tape / make / same)の場合
◆早い段階で、フォニックスを身に着けている生徒さんは、長母音(A)の音をしっかりと聞き取ることができるため、
late / name / tape / make / same と正しいスペリングができます。
◆フォニックスをわからない状態で、ローマ字学習をしている生徒さんは、
leit / neinu / teip / neic / sein と、長母音Aの音が「ei」となってしまっています。
また “n” と”m” の聞き分けにも苦戦しているようです。
単語の最後に来る子音、”d” “m” “t” を “do” “mu” “to”と書いてしまうこともあります。
特にローマ字を最初に学習してしまうと、この傾向は顕著になります。
フォニックスを知らないまま中学生になると…
カタカナで覚えて綴りを覚えていくことになる 例)library→「リブラリイ」、friend→「フリエンド」と読む
正しい綴りを覚えるのにとても苦労してしまいますし、間違えも多くなります。
中学生特有のローマ字発音になってしまう
と、会話で相手に理解してもらえない事があります。
Lauraに言わせると、
After kids start learning romaji in school, any chances of learning proper phonics (and spelling) is completely destroyed- a bomb dropped on their chances of learning English.
子どもたちが学校でローマ字を習うと、フォニックスとスペリングを正しく学ぶ機会は失われてしまいます。まるで爆弾で英語の学習機会を破壊したかのように…
そうならないためにも、ローマ字学習前にフォニックスを学習することをお勧め致します。
フォニックスがわかるようになると
フォニックスの音で単語が読めるようになります
正しい綴り、読み方が身につきます
自然で綺麗な発音になります
最後に…
Kidsクラス、小学生クラスで使用するフォニックスの歌です。
この歌が大きな声で自身を持って歌えるようになれば、発音の助けとなります。
“I” と”U” は特に気をつけてください。日本語の「イ」と「ウ」の音とは異なりますので注意しましょう!
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